お知らせ
舌下療法のおしらせ
舌下免疫療法
舌下免疫療法は、スギ花粉症やダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎に対して行われる治療法です。
アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を少量ずつ体内に取り入れながら、身体を徐々に慣らしていくことで、症状の軽減や体質改善を目指します。現在のところ、アレルギー疾患に対して原因そのものへ働きかける数少ない治療法の一つとされています。
舌下免疫療法とは
一般的なアレルギー治療では、抗アレルギー薬などを用いて症状を抑える対症療法が中心となります。一方、舌下免疫療法は、アレルギー反応を引き起こす原因物質に少しずつ身体を慣らしていく治療です。
治療では専用の薬剤を毎日服用し、長期間継続することでアレルギー症状の軽減が期待できます。即効性のある治療ではありませんが、継続によって症状が和らいだり、使用する薬の量を減らせたりする可能性があります。
現在、日本ではスギ花粉症とダニアレルギーによるアレルギー性鼻炎に対して保険診療で行うことができます。
このような方におすすめです
- スギ花粉症やダニアレルギーによる症状に悩んでいる方
- 毎年アレルギーの薬が欠かせない方
- 将来的に症状を少しでも軽くしたい方
- お子さまのアレルギー治療について相談したい方
- アレルギー症状による生活への影響を減らしたい方
治療対象となる方
舌下免疫療法は、スギ花粉またはダニが原因となるアレルギー性鼻炎と診断された方が対象です。治療開始前には、血液検査などで原因アレルゲンを確認します。当院では6歳以上のお子さまから治療を検討することができます。
治療期間について
舌下免疫療法は、毎日継続して行う治療です。十分な効果を得るためには、少なくとも3年間程度の継続が推奨されており、治療期間中は定期的な受診が必要です。途中で中断すると期待される効果が得られにくくなるため、継続することが大切です。
舌下免疫療法のメリット
舌下免疫療法は、アレルギー症状を一時的に抑えるだけでなく、アレルギー反応そのものを和らげることを目的とした治療です。
治療を継続することで、くしゃみや鼻水、鼻づまりなどの症状が軽減する可能性があります。また、これまで使用していたアレルギー治療薬の量を減らせる場合もあります。
さらに、治療終了後も効果が持続することが期待されており、長期的な症状改善を目指せる点が特徴です。
舌下免疫療法のデメリット
一方で、治療効果を実感するまでには時間がかかります。治療開始後すぐに症状が改善するわけではなく、毎日の服用を継続することが重要です。
また、すべての方に同じ効果が得られるわけではありません。症状の改善度には個人差があり、十分な効果を感じられない場合もあります。
治療期間は一般的に3~5年程度と長いため、継続的な通院と服薬が必要になります。
治療の流れ
1. 診察・検査
まずは診察を行い、症状やこれまでの治療歴について確認します。必要に応じて血液検査などを実施し、スギ花粉やダニが原因であることを確認します。(他院での検査結果がある場合はご持参ください)
2. 治療開始
治療の適応が確認できたら、舌下免疫療法を開始します。初回は院内で服用し、体調に変化がないか確認します。
3. ご自宅で継続
治療開始後は、ご自宅で毎日決められた方法で薬を服用していただきます。飲み忘れを防ぐため、毎日同じ時間帯に続けることをおすすめします。
4. 定期受診
治療中は定期的に受診していただき、症状の変化や副作用の有無を確認します。治療状況に応じて継続方法を調整します。

